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マウスピース矯正/インビザライン・ファースト

インビザライン・ファーストは混合歯列期(こんごうしれつき・歯の生え変わり時期)のこども用のマウスピース矯正です。透明で目立ちにくく、取り外しが可能なマウスピースを上下の歯にはめて使用します。治療計画に基づいて作成された複数枚のマウスピースを決められた日数ごとに交換し、順次歯を動かしていく矯正治療です。

インビザライン・ファーストとは

インビザライン・ファーストとは、乳歯と永久歯の交換時期にのみ行うことができる矯正治療のⅠ期治療で使用されるマウスピース矯正です。顎の骨の成長が活発な時期に、マウスピースを装着することで、永久歯がきれいに並ぶための土台作りをします。

ひとりひとりの歯並びに合わせた完全オーダーメイドの透明なマウスピースのため目立たず、人に気づかれにくいのが大きな特徴です。マウスピースは、基本的には食事と歯みがきの時以外は常に装着する必要があります。歯に直接接着剤で装置を装着するワイヤー矯正とは異なり、自分の意志で取り外しをすることができるので、食べにくさや磨きにくさを感じることなく食事や歯みがきを今まで通り行うことができます。

インビザライン・ファーストでは「歯列の大きさを広げること」と「1つひとつの歯を動かして、歯をきれいに並べること」を同時に行うことができます。

4つの特徴

インビザライン・ファーストには大きく4つのメリットがあります。

①透明で目立ちにくい

インビザライン・ファースト
インビザライン・ファースト(上は装着した状態)

上下とも透明で厚みの少ない特殊な素材のマウスピースを装着するため、従来多く使用されてきたワイヤー矯正と比べると、圧倒的に目立ちにくく、違和感も少なく矯正治療を行うことができます。そのため、「装置が目立つのが嫌」「装置の違和感が気になる」など見た目に抵抗があるお子様も受け入れやすい矯正装置です。

②虫歯リスクを減らせる

マウスピースは取り外しが可能です。飲食時・歯磨きのときは装置を外すことができます。
そのため、食事や歯磨きも装置を気にすることなく普段通りに行えるので、従来の矯正装置(ワイヤー矯正など)と比較して虫歯のリスクを下げることが可能です。

矯正治療中に虫歯にならないか心配と保護者のかたからの質問をよくいただきますが、虫歯管理のしやすさもインビザライン・ファーストの大きな特徴といえますね。

また、マウスピースは3日~1週間、最大でも2週間に1度新しいマウスピースに交換していくため、日々のお手入れをしっかりと行えていれば清潔な状態を維持することが可能です。

③通院回数が少ない

装置が外れるなどのトラブルも少ないです

インビザライン・ファーストの基本的な通院頻度は、1~2か月に1度が目安となります。しかし、マウスピースの枚数や治療内容によっては3か月に1度など通院の間隔をのばすことも可能です。

歯の移動伴う治療の部分を、患者様自身のマウスピースの交換によって行うため、ワイヤー矯正のように1か月に1度ワイヤーの調整のために、頻繁に来院する必要がないため、遠方にお住まいの方や習い事などが忙しくなかなか来院が難しい方にもオススメの装置です。

④将来の抜歯の可能性を減らせる

おとなの矯正治療で、凸凹のある永久歯列をきれいに並べるためには、歯を並べるスペースを確保するために抜歯が必要となることが多いです。しかし、インビザライン・ファーストでは歯列を拡大することができるため、永久歯の生えるスペースを確保することができれば、おとなの矯正で抜歯をしなくても済む可能性が高くなります。

適応条件

年齢でいうと、乳歯から永久歯の交換時期にあたる6歳から10歳くらいが対象となりますが、歯の萌出状況でインビザライン・ファーストでの治療が可能かどうか判断します。

インビザラインシステムで具体的に記されている歯の状況は、

  • 第一大臼歯(6歳臼歯)が萌出し終えており、切歯(前歯4本のうち)の2本が3分の2以上萌出していること
  • 少なくとも4分の3顎に、乳歯(C、D、E)または未萌出の永久歯(3、4、5)を2歯以上有していること
インビザライン・ファースト-成長過程にある患者様の矯正治療【インビザライン・システム】

となっています。

これを聞いても、お子さんがインビザライン・ファーストの適応かどうかはなかなか判断が難しいと思います。旭川公園通り矯正歯科では、初診カウンセリングでの口腔内拝見時にインビザライン・ファーストが適応できるかどうかを判断しお伝えしています。

注意事項

透明で目立ちにくく取り外しが可能でメリットの多い装置ですが、治療を成功させるために何点か注意が必要となります。

①1日20~22時間の装着が必要

インビザライン・ファーストは自分自身で取り外しができることがメリットでもありますが、一方で装着を怠れば治療が進まないというデメリットもあります。決められた装着時間・日数をしっかりとマウスピースを使用することが非常に重要となります。

②自己管理ができるかどうか

インビザライン・ファーストを使用するかたはおもに小学生のお子さんになります。マウスピースは、食事と歯磨きのときに外す必要があるため、学校の給食時にはお子さん自身がひとりで取り外しをする必要があります。

給食の前にマウスピースを外す

食事

はみがき
(可能であれば)

マウスピースを装着

この一連の流れをお子さんが自ら行えるかどうか、保護者の方の判断が重要です。

③破損・紛失に注意

インビザライン・ファーストは複数枚のマウスピースを決められた日数ごとに使用し順次交換していきます。ステージごとのマウスピースは上下1枚ずつしかありませんので、紛失や破損がないように注意が必要です。

紛失・破損時は、予定よりはやくつぎのステージのマウスピースに進む場合や1つ前のステージのマウスピースの使用をする可能性がありますが、それでも対応できない場合は工場からの郵送を待つ必要があります。

到着まで1か月ほどかかるため、その間治療がストップしたり、場合によっては後戻りしてしまう可能性があるのでなるべく無くしたり壊したりしないようにしてください。

料金

旭川公園通り矯正歯科でのインビザライン・ファーストの装置料金は以下になります。

インビザライン・ファースト:装置料 ¥440,000(税込)

※ その他、検査・診断・処置・観察料金が必要となります。

2023年11月現在

まとめ

インビザライン・ファーストは透明で目立ちにくく取り外しが可能で非常に注目されている装置です。メリット・デメリットをしっかり理解したうえで装置の選択を行って下さい。

旭川公園通り矯正歯科では、初診カウンセリングを行っています。インビザライン・ファーストについての質問もなんでもお答えいたします♪

マウスピース型矯正装置(インビザライン・Suresmileアライナー)

①未承認医薬品等であること

マウスピース型矯正装置(インビザライン・ Suresmile アライナー)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。

②入手経路

・マウスピース型矯正装置(インビザライン)は米国アラインテクノロジー社の製品であり、インビザライン・ジャパン株式会社を介して入手しています。

・マウスピース型矯正装置( Suresmile アライナー)は米国デンツプライシロナ社の製品であり、デンツプライシロナ社日本法人を介して入手しています。

③国内の承認医薬品などの有無

国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。

④諸外国における安全性に係る情報

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1997年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器としての承認を受けています。

マウスピース型矯正装置(インビザライン・Suresmileアライナー)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

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